消費の多様化に加え、度重なる自然災害や政治の混迷、先行き不明確な経済の情勢により不安定な時期を迎えています。
先の見通しが立ちにくい昨今、消費者の財布の紐が緩まないのは無理もありません。日常生活に身近な娯楽パチンコ業界も例に漏れず、4円パチンコから1円パチンコへとお客様のニーズに対応した低貸玉に移行する傾向にあります。
こうした厳しい時代であってもなお、サービス向上や魅力的な店づくりに知恵と工夫を惜しまない企業は確実に集客に成功しています。従来のヘビーユーザーをしっかり確保すると同時に、新規ファンに対してもニーズにマッチした新しい楽しみ方を提供することが今後のテーマといえるでしょう。
フジコーグループではこれまで、お客様をより身近な場所でお迎えしたいという思いから多店舗化を積極的に推進してまいりました。現在、三島店、韮山店、大仁店、御殿場店、長伏店、伊東店、裾野千福店の全7店舗のホールを展開し、地域性を考えながら各店の個性化とサービス向上を図っています。今後は需要と供給のバランスを踏まえ、適正な店数を維持するとともに、お客様にフジコーらしさを実感していただける店づくりに邁進していきたいと考えております。
企業を盛り上げ、永続的に成長させるためには、そこで働く一人ひとりのモチベーションが原動力であることはいうまでもありません。フジコーでは2001年度より本格的に新卒採用を開始し、この10年間でさまざまな人財教育を積極的に行ってまいりました。その結果、日々の仕事から学び取る姿勢や仲間意識、チームワークが着実に培われ、ともに働く者同士の強い絆が生まれています。また、お客様と生身で接するサービス業ゆえに、向き合う人への誠実な思いや相手を幸せにする笑顔、こまやかな気遣い、気回しもおのずと醸成されています。
今後の課題としては、①全社員各々のさらなるレベルアップ、②管理職のマネジメント教育、③女性社員の活躍の場の拡大が挙げられます。一人ひとりが戦力であることを強く意識し、自分で判断して自分で行動し、お客様に喜ばれる人財を育成していきたいと考えています。パーソナルシステム(各台で出玉を計数するシステム)への移行により、接客の中身や仕事内容が変わる中、社交性やコミュニケーション能力、観察力・提案力などもますます重要になっています。キーワードは「人間成長塾」。人との関わりが好きで、やりがいと誇りを持って仕事ができる人。個性を活かしながらチームワークを尊べる人。そして、目を輝かせて今すべきことを精いっぱいやりきることができる人をフジコーは求めています。
社員一人ひとりの自分磨きがお客様の満足につながり、お客様の満足がやがて地域の活力につながっていく。フジコーはそんな構図を描いています。地域活性化のカギを握るのは、私たち一人ひとり。お客様の小さな喜びを糧に、「ありがとう」と言ってもらえる仕事の積み重ねで、地域社会と共に成長したいと願っています。









